年少の取り組み ~巧緻性・絵画編~

巧緻性

前回では新年少・年少のペーパーの取り組みについて書きました。
今回はペーパー以外の取り組みについてまとめてみます。

数や生活の知識を問うペーパー学習は正直なところ月齢が進めば後でも追いつく(自論)のですが、巧緻性や体力・体幹は身につくのに時間がかかります。
体力・体幹については、家庭にノウハウがあるわけではなかったので、幼児教室の体操クラスにお任せしました。
よって、年少さんの時に家庭内で取り組んだのは巧緻性を強化する取り組みです。

今回は巧緻性を高めるために取り組んで良かったもの+αをご紹介します。

そもそも『巧緻性』とは何か?

『巧緻性』(こうちせい)…
お受験を意識するまでは知らなかった単語でした。意味を調べると「手先の器用さ」とでてきます。
手先が器用、つまり細かい作業ができるか、自分の思うとおりに指先を動かすことができるかが問われます。幼児は文字が読めないことを前提としているのでペーパーテストだけで学力を測るには限界があります。そこで、小学校受験では子供の潜在的な学力を測るためにペーパーだけではなく、運動・指示巧緻性で子供の将来的な学力を推測している、、そうです。
幼児教室でも「頭の良さと手先の器用さは直結しています。」と言われた気がします。

まずはハサミとセロハンテープと仲良しになる!

年少下・年少さんの巧緻性…といってもやれることは限られています。
我が家は2歳ごろからハサミの練習をするようにしていました。
ここでも市販の公文のワークに助けられます。

そして意外とあなどれないのが、ハサミ選びでした!
最初はキャラものなど、特に気にせずに以前からあったものを使っていたのですが、こちらのハサミに変えたところ、切れ味がよく、子供も切りやすそうでした。

はさみの扱いになれてきたら、今度はセロハンテープに慣れてもらうことを意識しました。
セロハンテープは年少下の頃はきれいにテープを切ること自体がとても難しい!
一方でセロハンテープのワークは正直ない…ので、日常的にハサミに親しむと同時にセロハンテープで切って貼ったりできるようにしながら、セロハンテープをマスターしてもらいました。
幼児教室の先生は「手首のスナップが…」とおっしゃっていた気がしますが、自然とできるようになります。

三種の神器である折り紙・ハサミ・セロハンテープがあれば、なんとなくの制作物ができあがります。

最もおススメしたい!「はじめての巧緻性200」

ハサミ・セロハンテープの扱いができ、ペーパー学習である程度「〇」「△」「□」が書けるようになってきたら、TSUBASA通信教育の「はじめての巧緻性200」を購入し、コツコツ進めました。

はじめての巧緻性200 | TSUBASA通信教育ネットショップ powered by BASE
年少さんから年中さん対象になります。絵画講座に入るまでに、絵や制作のお勉強を始めるまでに沢山手先を鍛えることができます。150枚は、送付されたプリントをつかって、動画をみて、楽しく鍛えていきます。残りの50枚は、紙皿や紙コップ等をつかい、絵を描く、塗ることも含め鍛えていきます。ご購入されますと、動画サイトを案内するメー...

こちらは上記のページから申し込みをすると150枚の課題が郵送されます。残りの50はプリントなし制作なので郵送物はないです。
課題は最初はハサミやクレヨン、のりを使った簡単なものから、徐々に丁寧な塗り絵やちぎりを要するものなど、すこしずつ難しくなっていきます。

TSUBASA通信教育の素晴らしいところは、課題制作がすべてオンライン動画で閲覧できることと、さらにはLINEで相談すると動画で回答が返ってくるところです!ここは本当に驚きました。
ですので、自宅にいながら、個人の先生にご指導を受けているような感覚で進められます。しかも料金は1万円の払いきりなので幼児教室の1回分程度。
親がちゃんと毎日コツコツと取り組ませることさえできれば、こんなにコスパのよい教材はなかったです。

ご参考に、お恥ずかしながら我が子の取り組み結果をご紹介…

我が子ははじめての巧緻性200がとても気に入り、ペーパーはやりたくない日でも「うさぎ先生はやる!」といって取り組めました。むしろ1日に何枚もやろうとするので、最初のうちは1日1枚で止める方が大変でした。

我が家は年少さんの終わりごろに知ったのですが、もっと前から取り組めていれば…と少し後悔したものです。年少さんの時期にお金をかけて取り組むのはこちらのみでOKだと思います。高額な幼児教室に通わせるより量・質ともに素晴らしいです!

注意する点としては、こちらはメルカリなどでプリントだけ購入しても意味がないことです。
購入者のみが閲覧できる「動画」と「相談」に価値があるものですので、こちらはお得に入手しようとは考えず、正規のルートで購入してください。

余裕があれば…お絵かきワーク

TSUBASA通信教育の「はじめての巧緻性200」を進めたのち、年中さんが見えてくるころになると、『絵画』の二文字が頭のなかをよぎるようになります。

我が家は絵画教室に入る予定はありませんでしたので、まずはこちらの教材で「幼児が絵を描くこととは?」を学びました。
こちらの教材を通して、あらためてまずは「〇」「△」「□」がしっかりかけること、その前提の運筆がしっかりできていることの重要性を感じました。

ただ、こちらは年中さんになってからでもよいかと思います。

100均・廃材を用意して少しずつ工作環境を作る!

年少下・年少の時期は極力お金をかけずに取り組めることを探していました。
巧緻性に関してはまずは工作好きに育てる!ことを意識して、リビングに工作の材料が自然にとれるようにレイアウトしていました。

具体的にはハサミ、のり、セロハンテープ、絵具は子供がとりやすい&いつも同じ場所にしまっておく。
目のつくところに折り紙、紙皿、紙コップ、粘土、廃材(牛乳パック、発泡スチロールのトレーなど)を置いておく箱をつくるなどです。

折り紙、紙皿など、すぐになくなります。毎回文房具屋さんに駆け込んでいると地味にコストがかかります。
そういったとき、我が家は100均にて材料を準備していました。
使い勝手が重要なハサミ・セロハンテープ・のり・絵具は、文房具屋さんでちゃんとした(?)ものを購入した方が良いですが、折り紙、紙皿などは極力100円ショップを使いましょう。

まとめ

年少さんの時期は、ペーパーの取り組みをするだけでも大変なのに巧緻性なんて!と思っていました。
しかし、こちらも(こちらの方か?)習得するのに時間がかかるので取り組んだ方が良いのですよね。

「はじめての巧緻性200」はペーパーの取り組みの一環として、最後の1枚にして取り組んでいました。
あとはいかに工作好きにするかが大切だと思っています。理想は空き時間(夕食準備中など)に子供が自然と何か作っている、お絵かきしている、、、ですね。

最近は投稿の間隔が開いてしまっていますが、次回もお受験に有益な情報が発信できるよう頑張ります!

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