お受験を意識したきっかけ

謎多きお受験の世界、子供を産むまでは全く意識していませんでした。

初めて意識したのは育児休業中、平日の街にでることが多くなってから。

今までは平日は朝から晩まで仕事！飲み会！土日は寝る、、、といった生活をしていたのが一変。
子供を産んでから自分の住んでいる街がどんなところか、どこになにがあるのかをやっと把握し、新鮮な日々を送っていました。（保健所とか児童館とかね、、子供がいないと一生行かないと思う。）

そこで目にするのは、平日、可愛らしい制服を着て、かつお顔立ちは聡明な子供達、、、時折、マンションですれ違う時は「こんにちは」と爽やかに挨拶をしてくれてきちんと躾がされている姿、、、こんな子に育って欲しいなぁと思い始めました。

そしてフッとよぎるのは自身の壮絶な中学受験の記憶。
小学校高学年を過ぎたころから、母は毎日といってよいほど学習塾の送迎や夜のお弁当作りをしていて、自身の反抗期と母の更年期との闘いや、受験へのストレスから家庭は常にピリピリ。いつからか、我が家の夕飯から「家族団らん」というものは自然と無くなっていた。

中学受験のお陰で今の私のキャリアがあるというのは重々承知している。
が、同じことを私は子供にするのか？そもそもワーキングマザーである私が専業主婦だった母のような献身・伴走はできるのか・・・

一気に不安になってきた私はワーママでありがちな「中学受験を回避したい」という思いと、「近所の私立小学校ならお受験もありかも～」という気軽な気持ちでお受験の情報収集を始めるのであった。
まさかそこにはさらに闇深き世界があることを知らずに・・・

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