小学校受験とスクリーンタイム ~テレビ番組・iPadとの上手な付き合い方~

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

その他の幼児教育

「小学校受験をするなら、テレビやiPadは見せないほうがいいですか?」

受験を考え始めたとき、多くのご家庭がぶつかる疑問ではないでしょうか。我が家もまさにそうでした。周りの受験仲間には「テレビは一切見せません」というご家庭もあれば、「Eテレは自由に見せています」というご家庭もあり、正解がわからず悩んだものです。

結論から言うと、我が家は「全面禁止」ではなく「選んで活用する」方針にしました。むやみにテレビやiPadを禁止するのではなく、受験に役立つコンテンツを意識的に選び、上手に付き合うことで、むしろ学びの幅が広がったと感じています。

実際、慶應義塾幼稚舎をはじめとする一部の学校では、映像を使った説明やiPadを使った試験が出題されています。デジタル機器に全く触れたことがない状態で本番を迎えるのは、それはそれでリスクになり得るのです。

今回は、我が家が実際に見せていたテレビ番組と使っていたiPadアプリをご紹介しながら、スクリーンタイムとの付き合い方について正直にお話しします。

ここからは、我が家で実際に見せていた番組を、受験との関連とともにご紹介します。基本的にEテレが中心です。

ノージーのひらめき工房 ~工作力の宝庫~

受験対策として最もお世話になった番組がこれです。身近な素材を使った工作のアイデアが満載で、「ハサミの使い方」「のりの塗り方」「折り紙の折り方」など、巧緻性の基本を映像で楽しく学べます。

ノージーのひらめき工房
【NHK】子どもたちに“つくることの楽しさ”を感じてもらうことを第一に考えて番組を制作しています。その楽しさは、考えたり悩んだりしながら、自分の思いを表現するところにあると思います。ぜひノージーたちと一緒に、楽しみながらつくってみてください。

小学校受験では、制作課題で「紙をちぎって貼る」「紙コップとストローで何かを作る」といった工作が出題されます。こうした課題では、道具の扱いに慣れていることはもちろん、「こうしたらどうなるかな?」と試行錯誤できる柔軟さが求められます。ノージーのひらめき工房は、まさにその「ひらめく力」と「手を動かす力」を同時に育ててくれる番組でした。時々出てくる同年代の工作好きな男の子・女の子からの刺激も良かったと思います。

ピタゴラスイッチ ~理科的常識・図形はここから~

ピタゴラスイッチは、言わずと知れたEテレの人気番組。ピタゴラ装置の面白さはもちろんですが、受験対策として注目したいのは「ピタゴラスイッチ ミニ」などで扱われる図形や数の考え方です。

ピタゴラスイッチ
【NHK】私たちがふだん暮らしている中には、不思議な構造や面白い考え方、法則が隠れています。番組では、人形劇やアニメ、うた、体操、装置などの多彩なコーナーで、“子どもにとっての「なるほど!」”を取り上げ、子どもたちの「考え方」が育つことをねらっています。

「10本アニメ」では数の合成・分解が視覚的にわかりますし、「おてつだいロボ」では手順を論理的に考える力が養われます。また、ピタゴラ装置そのものが「因果関係」や「順序」を理解するトレーニングになっています。ボールが転がって、何かに当たって、次が動いて……という連鎖を追いかけること自体が、ペーパーの「系列」や「順序」の問題を解く力につながるのです。

特に図形の展開図や回転図形に関しては、ピタゴラスイッチの映像で「立体が開く」「形が回る」イメージを掴んでおくと、ペーパー上の問題でも頭の中で動かせるようになります。我が家の子どもは展開図の問題が得意でしたが、その基礎はピタゴラスイッチで養われたと思っています。

デザインあ ~観察力と空間認識~

「デザインあ」は、身の回りのデザインを「見る」「考える」番組です。マークやロゴの成り立ち、形の分解と構成、対称性や規則性など、デザインの視点から世界を観察する力が育ちます。

デザインあneo
【NHK】デザインっておもしろい!デザインって心地いい! 身の回りのデザインにこめられたよりよく生きるための工夫や思考を 斬新な映像と音楽で こどもたちに楽しく伝えます。 総合指導:佐藤卓 映像監修:中村勇吾 音楽:蓮沼執太、青葉市子、環ROYほか

受験との関連で言うと、「図形の対称」「パターンの規則性」「欠所補完(一部が隠れた形を推測する)」といったペーパー問題と直結するコンテンツが豊富です。特に「解散!」というコーナーでは、ひとつの物体がパーツに分解されて画面上に散らばる映像が流れますが、これはまさに「図形の構成」問題そのものです。

また、「もん」というコーナーでは家紋のデザインが紹介されます。左右対称・上下対称・回転対称の感覚が映像で直感的に身につくため、線対称や点対称の問題への苦手意識がなくなりました。我が家では「デザインあ」を見た後に、折り紙を切って対称図形を作る遊びをよくやっていました。テレビからの「インプット」をすぐに手を動かす「アウトプット」に変えるのがポイントです。

にほんごであそぼ ~ことばの感性を磨く~

「にほんごであそぼ」は、日本語の美しさや面白さを、歌・朗読・ことば遊びを通じて感じられる番組です。古典の名文や俳句、ことわざが、幼児でも親しめるリズミカルな演出で紹介されます。

にほんごであそぼ
【NHK】毎回ひとつの『ことば』をテーマに掲げ、「なるほど、そういう意味だったのか、そういう歴史や背景があったのか」という新たな発見や学びをお届けします。番組では、たくさんのコーナーを楽しむことができます。 齋藤孝が学校を訪問してこどもたちに名文を広める『名文たかし』コーナー。青柳美扇の『書道』コーナー、辻笙の『立体紙...

小学校受験の試験に直接関係あるわけではありませんが、にほんごであそぼを日常的に見ていると、ことわざや慣用句が「耳から自然に」入ってくるので、改めて暗記する必要がなく豊かな語彙力を身につけることができます。

数年前に演出が変わってしまいましたが、個人的には昔の野村萬斎さんや小錦さんが出ている時が良かったなと思っています。

ダーウィンが来た! ~理科的常識の底上げ~

「ダーウィンが来た!」はNHK総合の自然ドキュメンタリーですが、我が家では録画して週末に見るスタイルで取り入れていました。動物や昆虫、魚の生態を本格的な映像で学べるため、理科的常識の底上げに最適です。

ダーウィンが来た!
【NHK】前人未到の秘境から身近な街の中まで、世界中の生きものたちに密着し、驚きと感動の物語をご紹介。最新の撮影機材をフル活用し、誰も見たことのないスクープ映像で生きものたちの魅力と自然のすばらしさに迫ります。

小学校受験のペーパーでは「卵から生まれる生き物はどれ?」「冬眠する動物は?」「海に住む生き物を選びなさい」といった問題が頻出します。こうした知識を図鑑で覚えることもできますが、映像で実際に動いている姿を見ると、記憶への定着度が段違いです。

放送後に図鑑で関連ページを開くと「これテレビで見たやつ!」と目を輝かせて読んでくれるので、図鑑を活用するきっかけとしても優秀な番組です。幼児にはやや長い番組なので、録画して興味のあるパートだけ見せたり、興味がない回は潔く見るのを諦めるのが我が家の工夫でした。

プリキュア問題 ~我が家の方針転換の話~

さて、ここからは少し生々しい話をします。受験家庭なら一度はぶつかるであろう「プリキュア(あるいは戦隊もの)問題」です。

我が家は年中の間、プリキュアを禁止していました。理由はシンプルで、「受験に関係のない番組に時間を使いたくない」「戦闘シーンのある番組は攻撃的な言葉遣いにつながるのでは」という心配からでした。

ところが、年中の秋ごろから限界が来ました。園のお友達はほぼ全員がプリキュアを見ていて、ごっこ遊びの話題についていけない。「○○ちゃんだけ知らないの?」と言われて悲しそうにしている姿を見て、胸が痛くなりました。受験のために子どもの交友関係を犠牲にするのは本末転倒だと気づき、年長から方針を変更しました。

ただし、ダラダラ見せるのではなく、我が家なりのルールを設けました。見せるのは日曜日の1回のみ。そして、グッズの購入は模試が終わった後や、長時間の講習を頑張った後のご褒美のタイミングとして、モチベーション管理にも活用しました。「日曜日の模試、頑張ったら帰りにプリキュアの⚪︎⚪︎を買おうね」という感じです。

結果的に、この方針転換は大正解でした。子どもにとって「頑張ったらご褒美がある」というサイクルが生まれ、苦手な分野にも前向きに取り組めるようになりました。たかだか週1回、30分の視聴くらいでは成績は左右されません。受験は大事ですが、子どもの「今」を犠牲にしすぎないバランス感覚も必要だと、この経験から学びました。

名探偵プリキュア!|東映アニメーション
新しいプリキュアのタイトルが決定!こんどのプリキュアは「名探偵プリキュア!」そのナゾ!キュアット解決!どんなプリキュアが活躍するのか!?

もう一回やるなら見せたかった番組:ドラえもん

これは完全に「あとから気づいた」話ですが、もし受験をもう一度やり直せるなら、ドラえもんを積極的に見せたかったなと思っています。

理由は「絵画」の試験対策です。小学校受験の絵画課題では、「空を飛べるとしたら何をしたいですか?絵に描いてください」「魔法が使えたらどうしますか?」など、想像力を発揮する課題が出ます。ドラえもんには、タケコプターやどこでもドア、スモールライトなど、子どもの想像力を刺激する道具が毎回登場します。

こうした「ありえないけど面白い道具」のアイデアに日常的に触れていると、絵画の試験で「自由に発想する」ハードルがぐっと下がるのではないかと思うのです。受験期の子どもは、どうしても「正解を出さなければ」というプレッシャーの中にいます。ドラえもんの世界観に浸ることで、「自由に考えていいんだ」という気持ちを取り戻せたかもしれません。

こう見ると我が家はEテレとテレビ朝日さんに大変お世話になったんだなとしみじみ思います。

ここからはiPad編です。先にも触れた通り、慶應義塾幼稚舎では映像を用いた試験やiPadを使う課題が出題された実績があります。「デジタル機器=悪」と決めつけるのではなく、適切に使えば強力な学習ツールになります。

シンクシンク ~思考力を遊びながら鍛える~

ワンダーラボが提供する「シンクシンク(Think!Think!)」は、空間認識・論理思考・図形センスを遊びながら鍛えられるアプリです。迷路、展開図、立体の切断面、影の形など、小学校受験のペーパーで頻出するテーマがゲーム形式で出題されます。

【公式】シンクシンク|思考力が育つ知育アプリ Think!Think!
150ヶ国300万人が学ぶ知育アプリの決定版。パズルや図形で論理的思考力を育てます。算数など勉強の土台となる地頭が4歳から楽しく身につきます。幼児〜小学生向け。

このアプリの素晴らしいところは、1回のプレイが3分程度で終わること。短時間で集中して取り組めるため、「iPadをダラダラ使ってしまう」心配がほとんどありません。我が家では朝の支度が早く終わった日に「1ステージだけやっていいよ」というルールにしていました。

ペーパーでは平面の図で出される展開図や回転の問題も、シンクシンクではアニメーションで立体が動く様子が見えるため、「あ、こうやって開くんだ!」と直感的に理解できます。実際、シンクシンクを始めてから、子どもの図形問題の正答率が目に見えて上がりました。無料版でも十分に使えますが、有料版にすると問題の種類が大幅に増えるので、年少・年中は課金しても良いかと思います。

季節感カード ~ペーパー頻出の季節問題対策~

季節の問題はペーパーの定番ですが、紙のドリルだけでは覚えきれないという悩みを抱えるご家庭も多いのではないでしょうか。「季節感カード」アプリは、春夏秋冬の花・虫・食べ物・行事をカード形式で学べるアプリで、スキマ時間の復習にぴったりです。

季節感カード | プラチナム学習会 |個別指導幼児教室|英才児養成専門
「季節感カード」はクイズやカードゲームをしながら、 たのしく季節にまつわる「ことば」が身につくアプリ。

我が家では、電車での移動中や病院の待ち時間など、ちょっとした空き時間に「季節カードやろうか」と声をかけて使っていました。紙のカードと違って、かさばらない・なくさない・いつでもどこでもできるのがデジタルの強みです。

正解・不正解がすぐにフィードバックされるので、子ども自身が「あ、ひまわりは夏だった!」と自己修正しながら覚えていけます。きせつの図鑑やしぜんとかがくの本と併用すると、インプット(本)→アウトプット(アプリ)のサイクルが回って効果的でした。

ジャックの「できましたっち!」・こぐま会の「ひとりでがんばりマスター!」

受験塾大手ジャック幼児教育研究所の公式アプリ「できましたっち!」と、こぐま会の「ひとりでがんばりマスター!」ふでまる道場のアプリは、いずれも小学校受験に特化した学習アプリです。

ジャック小学校受験ペーパー問題集iPadアプリ「できましたっち」
お子様が一人で楽しく学べる小学校受験ペーパー問題対策iPadアプリジャック幼児教育研究所監修『できましたっち!』のホームページです

ジャックのアプリは、実際の入試で出題されるような問題形式に近い内容が揃っていて、ペーパー対策の実戦練習に使えます。音声で問題が読み上げられるため、「耳で聞いて理解する」力のトレーニングにもなります。受験本番では問題文は先生が読み上げるスタイルが多いので、音声指示に慣れておくことは想像以上に重要です。

こぐま会監修の幼児教育アプリ「ひとりでがんばりマスター!」
こぐま会監修の幼児教育アプリ「ひとりでがんばりマスター!」

ふでまるのアプリは、こぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズをベースにした問題が収録されており、基礎から段階的にレベルアップしていける構成です。ペーパーの紙教材をひと通り終えた後、定着確認として使うのに最適でした。

どちらのアプリも、紙の教材の「代わり」ではなく「補助」として使うのがおすすめです。基本は紙の教材でしっかり取り組み、移動中やちょっとした隙間時間にアプリで復習する。この使い分けが、我が家ではうまく機能しました。

テレビもiPadも「良いコンテンツを選べば有益」とはいえ、際限なく使わせるわけにはいきません。我が家で設けていたルールをご紹介します。

まず、テレビについてはEテレの番組を録画して、見る時間を固定しました。夕方のお夕飯を準備している間の30分が1日の目安です。リアルタイムではなく録画にすることで、「次の番組もそのまま見たい」というダラダラ視聴を防げます。

iPadは1日15分を上限とし、タイマーをセット。鳴ったら自分でやめるルールです。最初は守れないこともありましたが、「タイマーが鳴ったらおしまい。守れたら明日もできるよ」と伝え続けたら、2週間ほどで習慣化しました。「自分で区切りをつける力」は受験の試験本番でも活きる力なので、この訓練は一石二鳥だったと感じています。

テレビやiPadとの付き合い方に、万人に当てはまる正解はありません。でも、我が家の経験から言えることは、「全面禁止」よりも「選んで活用する」ほうが、親も子も無理なく受験期を乗り越えられたということです。

Eテレの良質な番組は、ペーパー対策・巧緻性・言語力・理科的常識など、受験で問われるあらゆる力の下地を楽しみながら作ってくれます。iPadアプリは、隙間時間を活用した効率的な復習ツールとして威力を発揮します。そしてプリキュアのような「受験に直接関係ない番組」でさえ、使い方次第でモチベーション管理に役立てることができます。

大切なのは、コンテンツを選ぶ目を持つこと、時間のルールを決めること、そして見た後に親子で対話すること。この3つを意識するだけで、スクリーンタイムは「罪悪感のある時間」から「学びの味方」に変わります。

受験準備は長丁場です。お子さまが笑顔でいられる工夫を取り入れながら、上手にスクリーンタイムと付き合っていきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし気にっていただけましたら、↓↓クリックをお願いいたします♪↓↓

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(本人・親)へ にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験体験記へ ワーママ紺服戦士のお受験奮闘記 - にほんブログ村



↓↓お受験に必要となったグッズや知育教材はこちらでも紹介しています↓↓



コメント

タイトルとURLをコピーしました